隠蔽配管はエアコンを設置する施工方法の一つです。お洒落な建物によく採用されています。また、事情があって通常のエアコン取付ができない部屋にも行われるようです。
この記事では隠蔽配管にまつわるエトセトラをなるべく詳細に解説しています。
隠蔽配管とは具体的にどのような配管方法なのか、工事にかかる費用はどのくらいなのか、使用できる期間はどの程度なのか…。
この記事を読めばおおよその答えがわかるように説明していきます。
隠蔽配管の導入を検討している方、隠蔽配管を採用しているエアコンや配管を修理・交換したい方などはぜひ参考にしてくださいね!
エアコンの隠蔽配管とは?
そもそも隠蔽配管とはどのような施工方法なのでしょうか?
ここではこの疑問について深く解説していきたいと思います。
特殊な技術を要する施工方法
隠蔽配管は名前の通り配管を壁の中や天井裏などに『隠す』ための施工方法です。壁や天井の内部に配管を通すので、エアコンの取付や交換、修理に特殊な技術を要します。その為、エアコン取付や交換・修理の工事を行える業者が限られてくる施工方法でもあります。
隠蔽配管が採用されるのは、主にデザイナーズハウスやオフィスビルといったデザイン重視の建物です。またマンションの高層階や、建物の内部にある部屋などにも多く施されています。
隠蔽配管の特徴
隠蔽配管でのエアコン設置を考えている方に知って頂きたいことは3つ挙げられます。
工事が難しい
隠蔽配管にまつわる工事はかなり難易度が高くなります。建物の内部に配管が通っている為に工事を行う際には知識と技術、そして経験が必要不可欠です。エアコンの取付や交換・修理を行う場合には依頼する業者を吟味することをおすすめします。
工期が長い
隠蔽配管の工期は長く見積もっておくのがベターです。隠蔽配管は配管が隠れているために状態のチェックや修理が物理的にも技術的にも難しくなります。建物の内部に巡らされた配管は私たちが思うよりずっとデリケートなのです。エアコンの稼働が少ない気候のいい時期に工事の依頼をすることが望ましいでしょう。
導入費・維持費が高い
隠蔽配管は工事の難易度が高く、工期も長いので導入し維持をしていくための費用がかかります。それだけではなく隠蔽配管の工事はおおがかりになりがちなので、エアコンの工事にプラスαで追加料金がかかるケースも多いです。「配管が寿命を迎えた」もしくは「配管に不具合が出た!」という時にはお部屋を改造するような工事が必要になるケースも存在します。
以上が隠蔽配管を導入する際に知っておきたい3つのポイントです。このポイントを押さえておかないと隠蔽配管を採用し後悔することになりかねませんので気を付けましょう。
オーソドックスなエアコンの施工方法
通常、エアコンを設置する際には露出配管を採用します。露出配管とは隠蔽配管と同様のエアコンの配管方法の一つです。室内機のすぐ後ろに穴をあけ、そこから屋外に配管を通します。室外機につながる配管はテープや化粧カバーで保護はしますが露出したままになります。
露出配管の特徴
一般家庭のほとんどのエアコンはこの露出配管によって設置されています。理由は3つあります。
工事が簡単
露出配管でのエアコン取付や交換・修理の工事はエアコンの配管用に用意されている配管を通すだけです。新築の家屋で配管用の穴が無くても、新たに開ける穴は基本的に1つだけで済むのでとても簡単です。
工期が短い
工事がとても簡単なので工期は驚くほど短いです。慣れている業者であれば半日ほどで完了させてしまいます。
費用が安い
露出配管のエアコン取付や交換・修理は工事が簡単なうえに、工期も短いので費用が安く済みます。また、露出配管は配管が外に出ているので点検などメンテナンスも簡単に終わります。導入する費用も維持費も安くあげることが可能です。
露出配管の弱点
ここまで隠蔽配管と露出配管の特徴とを説明してきました。上記の解説を見て「え?なんで隠蔽配管なんてあるの?」「全て露出配管で施工すればいいのに…」と思われた方が多いかと思われます。しかし良いことずくめに思える露出配管ですがデメリットもあるのです。露出配管のデメリット挙げられるのは主に以下の2つです。
エアコンを設置できる場所が限られる
露出配管は基本的に室外機をすく側に置くことを前提に施工されます。室外機を置けない建物内部の部屋などは設置がかなり困難になります。
見た目が美しくない
露出配管は配管がむき出しになるため部屋の雰囲気を壊したり建物の外観が損なわれたりします。なのでオフィスビルなどビジュアルが大事という建物には向いていません。
以上のデメリットを克服する施工技術として隠蔽配管という選択肢があるのです。
隠蔽配管と露出配管の違い
室外機と室内機のつなぎ方
露出配管でエアコンをつなぐと壁にあける穴は1つで、室内機の高さから真っすぐに穴をあけます。
対して隠蔽配管は室内機の裏から配管を壁の内部に通し室外機のそばで穴をあけます。なので穴の位置室が内機の高さと異なる場所になるケースが多いです。
配管の経路
隠蔽配管は壁や天井の内部を配管が通るので、配管が曲がりくねった形になりやすいです。また、配管の長さも露出配管と比べて長くなります。
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隠蔽配管には『先行配管』と『さや管方式』の2種類の施工方法がある
隠蔽配管の種類については『先行配管』と呼ばれる方法と『さや管方式』と呼ばれる方法の「2つの種類がある」と説明する業者が多いと思われます。なんだか歯切れの悪い言い方ですよね…。というのもエアコンの配管方法における『隠蔽配管』という言葉の扱い方には業者によって少々違う場合があります。上記のように「『隠蔽配管』と言えば『先行配管』と『さや管方式』という2種類の施工方法があるエアコンの配管方法だな」と解釈している業者もあれば「『隠蔽配管』と言ったら、そのまま『先行配管』のことでしょう!」と考える業者も存在します。「隠蔽配管」という言葉の意味に揺れが生じているのです。
ここでは前者の「『隠蔽配管』には『先行配管』と『さや管方式』の2種類ある」という解釈で説明を進めていきます。
理由はこの解釈の仕方が一番スタンダードであること、そして『隠蔽配管』という施工の基準が「建物内に配管が隠れていること」とわかりやすいからです。
先行配管
先行配管は建物を建造中に配管そのものを壁にあらかじめ通しておく施工方法です。先行配管のほとんどはこの先行配管によって施されます。特徴はさや管方式より若干お値段が安い傾向にあることです。また建設中に配管を直に引いていくので新築工事の際はスムーズに施工が進みます。
さや管方式
さや管方式は建物の建造中は配管を通すスペースのみを確保する施工方法です。特徴は値段が先行配管と比べると少し高いこと、そして稀に隠蔽配管とは別の施工方法として考えられる場合もあるということです。(※この記事では隠蔽配管として扱います)
隠蔽配管のメリット・デメリット
ここまで「隠蔽配管とは何か」、そして隠蔽配管と露出配管の違いについて詳細に解説してきました。
この項目では隠蔽配管がもつメリット・デメリットをまとめて解説していきます。
隠蔽配管は露出配管には無いメリットを持つ施工方法です。前の項目ではお伝え出来ませんでしたが、露出配管ではできない「隠蔽配管だからこそできること」がたくさんあります。
さらに隠蔽配管の導入や管理について考えている方は、デメリットの部分も要チェックです!デメリットを知らないまま隠蔽配管を採用してしまうと「こんなはずでは…」と後悔してしまうことになりかねません。
それでは隠蔽配管のメリット・デメリットをチェックしていきましょう。ぜひ参考にしてくださいね!
隠蔽配管のメリット
隠蔽配管のメリットは以下の通りです。
- 窓やベランダが無い部屋にもエアコンを設置できる
- 変則的な取り付け方にも対応できる
- 見た目がスッキリ、美しくなる
- 部屋の機能をフル活用できる
ここでは上記の4点を中心に解説します。
窓やベランダが無い部屋にもエアコンを設置できる
これには高層階にある部屋や建物の奥深くにある部屋などが該当します。高層階には落下防止など安全性を考慮しベランダ・バルコニーのように屋外に出られる場所が無い部屋が多く存在します。つまり室外機が置けない・置きづらいということですね。また、屋内の深くに部屋がある場合も同じく室外機を置くスペースが取れないことが多いです。こうなると必然的に室内機と離れたところに室外機を設置できるスペースを確保するということになります。一般的に室外機と室内機が離れている場合、露出配管の施工はほぼ不可能です。露出配管はエアコン本体のそばに室外機を置く必要があるからです。
隠蔽配管は壁や天井伝いに配管を通します。なので窓やベランダが無くても建物の内部に配管を通すスペースさえあればエアコンの設置が可能です。このことから必然的に高層階や建物の奥にある部屋は室外機を設置するスペースがないので隠蔽配管を採用することになります。
変則的な取り付け方にも対応できる
隠蔽配管だと壁や天井にエアコンを埋め込み設置することも可能です。このようなエアコンを「ハウジングエアコン」と言います。ハウジングエアコンには以下のような種類があります。
- フリーダクトタイプ
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フリーダクトタイプ
- 壁に埋め込むタイプ
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本体張り出しの無い空調。部屋の設備と調和が取れる。
- 天井カセットタイプ
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馬力が高い。広い部屋でも効率よく温度を制御できる。
- 床置きタイプ
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暖房効率がいいので、寒冷地でよく見られる。
また複数の室内機に対し1台の室外機で稼働させる「マルチエアコン」を取り付けられることも大きいですね。建物の外観もガチャガチャせずに済ませることができます。
見た目がすっきり、美しい
オフィスビルやデザイナーズハウスなど見た目が重要になる建物は隠蔽配管を採用する確率がとても高いです。壁の中や天井裏に配管を通すので建物が外観から屋内までスッキリと見せることができます。
加えて隠蔽配管はエアコンの設置する場所にも融通が利くのでデザイナーなどの思惑通りにエアコンを設置することが可能です。また、外壁塗装など建物をメンテナンスする際も配管が邪魔になることが無いため作業がしやすいのも特徴となりますね。
部屋の機能をフル活用できる
隠蔽配管にすると配管や室内機などのスペースが空くので部屋の機能を制限することがありません。
逆に配管(場合によっては室内機も)のスペースが空くのでその分を違う家電を置いたり、収納を増やすための家具を置いたりして有効活用できます。
また何台もエアコンを付けたいという場合は配管が露出していると、部屋の雰囲気だけでなく機能が損なわれたりします。それを避けて無理に配管を通すと場合によっては「露出配管なのに配管が長い!」ということになってメリットが無くなる可能性も無きにしも非ずです。
隠蔽配管のデメリット
隠蔽配管には必ず押さえておきたいデメリットも存在します。
- 冷暖房効率が落ちる
- 高機能エアコンが設置できないケースが多い
- トラブルに対処しづらい
- エアコンや配管の交換が大変
以上の4点です。順番に解説していきます。
冷暖房効率が落ちる
先述の図の通り、隠蔽配管は配管が建物内部を通るため室外機と室内機を結ぶ配管が経由する穴の高さが違います。その分、配管が同じ高さの穴を通ってまっすぐつながる露出配管よりも配管が長くなります。配管の経路も複雑になりやすく、曲がりくねった形になりやすいです。そのために部屋に送り出される空気が外気の影響を受けやすくなってしまうのです。こうなると外気に影響を受ける分もエアコンが余計に稼働する事になるので、結果的に冷暖房効率が落ちます。冷暖房効率が低下した分、電気代も増えてしまいます。
高機能エアコンが設置できないケースが多い
「加湿機能付き」「換気機能付き」といった高機能エアコンの一部は配管が2つ必要になります。隠蔽配管にするのはかなり難しいです。工事を断られる可能性もあります。工事が可能な場合でも、配管2つ分の工事が必要なので工事費がさらに増えることになるでしょう。「お掃除機能付き」エアコンも鬼門です。このタイプのエアコンは「ゴミをダストボックスに溜める」タイプと「ゴミを排気と一緒に排出する」タイプの2種類があり、後者は配管の曲がった個所にゴミが滞留しやすいため隠蔽配管には向きません。
トラブルに対処しづらい
これは理屈がわかりやすいと思います。隠蔽配管は配管自体が見えません。なので配管にトラブルが生じた場合、見つけ出すことが難しいです。点検口が無い場合は壁を内側から壊してからの修理ということになりますので対処にもかなり時間とお金がかかります。
エアコンや配管の交換が大変
隠蔽配管は壁に配管を埋め込むためにエアコンの交換をするには元ある配管を再利用することが基本なのですが、それは配管が傷んでいないことが前提となります。配管を再利用することが可能なのか、可能だとしてこの後どの程度のあいだ使用できるのか…ここの判断がつかない為に「隠蔽配管は配管の再利用が不可」という態で話を進めようとする業者も居たりするので注意が必要です。
もしも配管が再利用できないと判断した場合は配管を交換することになります。隠蔽配管の場合、作業が可能な点検口が設置されているケースは配管の入れ替えがスムーズに行えることが多いです。しかし点検口での作業ができない、そもそも点検口が無い、配管の通し方が非常に複雑といった場合はトラブルの対処と同様に壁や天井を壊しての交換となります。
隠蔽配管の場合のエアコン取付費用・料金相場
隠蔽配管で施工する場合、費用はいくら位かかるのでしょうか?
隠蔽配管のエアコンを取り付ける場合の価格は以下の通りです。
- 先行配管(1台あたり)
-
約6,600円~
- さや管方式(1台あたり)
-
約11,000円〜
リフォームの場合には以下の費用もプラスでかかります。
- 隠蔽配管の工事
-
約10,000円~
- 内装造作
-
約20,000円~
- エアコン撤去及びリサイクル費用(1台あたり)
-
約7,000円~
あくまでもこれは目安になります。エアコンや家屋の状況により工事費は大きく変動します。
隠蔽配管の工事を検討している方は必ず現地確認をして貰うようにしましょう。そのうえで見積もりを出してもらい依頼する業者を検討することを強くおすすめします。
ちなみにエアコンの工事費用は基本的に「標準工事費+追加費用+材料費」で決まります。標準工事費はおよそ10,000円~の場合が多いです。ただしこの金額も目安でしかありません。エアコンの機種や取付の難易度によって費用は大きく変動します。このことからも隠蔽配管のエアコン取付、交換・修理を考えている方は必ず現地確認を行ったうえでの見積もりを出してもらいましょう。
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エアコン入れ替え時に隠蔽配管の洗浄は必要?
隠蔽配管で設置されているエアコンを入れ替える際に、配管を再利用する場合は配管の洗浄が必要になります。エアコンによって使用している冷媒ガスが異なるからです。
配管の洗浄に必要になる費用は以下の通りです。
一か所:22,000円~55,000円程度(トータルで30,000円~程度かかる)
ちなみに冷媒ガスとはエアコンが部屋を暖めたり冷やしたりする時に使う熱を運ばせるガスのことです。室外機と室内機の間を冷媒ガスが行き来をすることで、部屋にこもる熱を屋外に放出させたりまたは屋外の熱を部屋に取り込んだりします。こうしてエアコンは部屋の温度を調節しているのです。この冷媒ガスには様々な種類があり現在使われているエアコンでは以下のガスが採用されています。
- CFC(クロロフルオロカーボン)
-
古い時代からあるガス。1995年にオゾン層への悪影響を理由に生産中止。
- HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)
-
CFCと比べオゾン層への悪影響は少ないが1996年から生産が規制され2020年に全廃。
- HFC(ハイドロフルオロカーボン)
-
オゾン層への悪影響は無いが、温室効果ガス。冷媒R32は地球温暖化への影響が少ないため近年注目される。
特に古いタイプのエアコン(2012年以前に製造されているもの)は冷媒ガスの種類が異なることが多いので洗浄が必須です。
配管の再利用を考えている方はエアコンを入れ替える前に元々使用していたエアコンがどの時期に製造されたものなのかを確認しておきましょう。据付説明書や室外機の側面などに記載されています。
また、最近では一部メーカーから配管のサイズが若干異なる場合でも取り付け可能なエアコンも登場しました。それでも配管の再利用への対応範囲はメーカーによって異なります。新しく取り付けるエアコンの機種選定もかなり重要です。
隠蔽配管の洗浄はかなり高い技術が必要になるため費用もかなりかかります。もし配管がかなり痛んでいて続けて使うことが難しい場合や新たなエアコンに配管が合致しない場合は、思い切って「配管を全て交換した方が安く上がりる」というケースもあります。
配管の交換費用は以下の通りです。
- 2分3分配管(1mにつき)
-
3,300円~
- 2分4分配管(1mにつき)
-
4,400円~
とはいえ私たち素人が配管を洗浄するか交換するかのジャッジをするのは難しいですよね。迷ったときは信頼できるプロの意見を参考にしましょう。
隠蔽配管のエアコン取付は家電量販店で断られてしまう?
これまで説明した通り、隠蔽配管は取付・交換・修理にかなり高い技術を必要とする施工方法です。その為、隠蔽配管にまつわる工事はかなり難易度が高くなります。まず、「使っている配管はどのような配管なのか?」「取り付けるエアコンに使えるのか?」を判断するだけでも、エアコンのプロと家電量販店ではかなり差が出てきます。
家電量販店からの説明では「使えない」とされた配管をもう一度エアコンのプロが確認したら「十分に使える!」ということはざらにあるそうです。
もちろん、配管に寿命が来ている場合や不具合がある場合は配管の再利用は不可能です。しかし、配管を洗浄しメンテナンスすればそのまま使えるケースのほうが実は多いという見解もあります。
要するに配管の状態を見極める能力も配管を再利用する技術も家電量販店のスタッフには足りないことがあるのだ、ということです。
もっと突き詰めると家電量販店には隠蔽配管の工事自体をできれば避けたいという事情があります。
何度も申し上げましたが隠蔽配管の配管工事は手間と時間がかかりますよね。
安全かつ適切に工事を行うにはエアコンに精通したプロが配管や家屋の現状を確認する必要があります。そのうえで、エアコンを取り付ける際に「必要な工程がいくつあるか?」「かかる費用はどのくらいか?」を弾きだし着工します。
おまけに建物の内部に触れる工事になるのでハイリスクです。家屋工事に匹敵する技術が要求される配管方法なので知識が浅い人間が施工するととんでもないことになります。実際に知識不足の業者が不用意に手を加えて建物自体を傷つけてしまう、という最悪な状態に陥ったケースもあるのだとか…。
そもそも家電量販店は「利益が少ないぶん、大量に売ってカバーする!」といった薄利多売がモットーです。商品・サービスのひとつひとつが安く、利益もほんの少しだけなのでかなりコストのかかる工事を避ける傾向があるのです。そこには「なるべく面倒くさいことには関わりたくない!」という家電量販店の本音が見え隠れします。
かなり手間と時間がかかり、その上にリスクまで付きまとう。その為に隠蔽配管の工事をやりたがらない家電量販店も多く存在するのです。
コタニエアコンでは、隠蔽配管の取付・交換・修理実績が数多くございます。
お気軽にご相談ください。
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隠蔽配管は何年持つ?寿命・耐用年数について
一般的にエアコンの配管の寿命はおよそ30年とされています。老朽化がすると水漏れがしたり、冷暖房効率の低下を引き起こすので放置できません。しかし配管の寿命は利用頻度や設置された環境に大きく左右されます。30年経過していても「現役で使える!」というケースもあれば、15年目で「もう引退かも…」というケースもあるのです。正確に「このくらいの期間であれば使用できる」という数字が知りたい場合は知識のあるプロに現地確認をお願いしましょう。
さらに隠蔽配管だとエアコンを交換する度に配管を交換することが難しいですよね。なので元からある配管を洗浄し再び使用することが推奨されています。ですが配管の再利用は3~4回までと考えるのが妥当です。それ以上の再利用は避け、配管を交換するなど別の方法を考えた方が良いでしょう。ここの辺りの判断も素人には難しいのでやはりエアコンに精通したプロに確認した方が安心ですね。
難しい隠蔽配管工事はエアコン工事業者への依頼がおすすめ
隠蔽配管についてここまで解説しました。何度も申し上げた通り隠蔽配管にまつわる工事は難しいものです。
家電量販店では施工できるものと施工できない、できるけど依頼を受けないものもあります。
なので隠蔽配管の工事は実績の多い施工会社に依頼するのが安全かつ安心な選択肢と言えるでしょう。
エアコンに精通したプロが在籍する施工会社であれば、難しい隠蔽配管工事でも施工可能だからです。
弊社はお客様のお困りごとに対し高い知識力や技術力で対応いたします。家電量販店で断られてしまった場合や迷った際にはぜひ弊社にご連絡ください!
現在の配管状態がどうなっているのか現地調査から施工まで、丁寧に実施させていただきます。
どのような工事が必要となるか、現地調査をして見積もりを提出させていただきます。誠心誠意対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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