オフィスやお店を快適な空間にしてくれる業務用エアコン。
業務用エアコンの稼働が不可能になると大変です。社員の方々はもちろん、場合によってはクライアントの健康を害する場合もあります。
「エアコンが動かない!」「故障したかも!?」「どうすればいいのかな…」
そんな方に向けて今回は業務用エアコンの修理について解説していきます。
- 業務用エアコンの寿命・耐用年数
- 業務用エアコンの買い替え時期
- 故障内容別の買い替えまたは修理の判断目安
- 業務用エアコンの買い替えまたは修理の金額について
業務用エアコンが不調をきたした場合はこの記事を参考に対処を考えてみてくださいね。
また今現在、業務用エアコンが正常に稼働している場合でも、備えあれば憂い無しということで一読くださると幸いです。
業務用エアコンの耐用年数
業務用エアコンの寿命はどのくらいなのか、ご存じですか?
一般家庭でよく使われているエアコンは10年ほど使用できるそうです。
それを聞くと業務用エアコンはお値段が高い分、もう少し長く使えるのかなと思いますよね。
実際に業務用エアコンは家庭用のエアコンと比べて長く使える傾向にあります。
このセクションではそんな業務エアコンの耐用年数がどのくらいなのかを解説していきます。
解説に入る前に「耐用年数」という文言が持つ意味をここで定義しておきましょう。
この記事で扱う「耐用年数」という言葉は以下の意味を持っているとします。
1. 建物・機械など固定資産の税務上の減価償却を行うにあたって、減価償却費の計算の基礎となる年数。財務省令に定められている。
2. 転じて、機器などが使用に耐える年数。「バッテリーの耐用年数を最大限に延ばす使い方」
デジタル大辞泉「耐用年数」の解説
またこの記事で扱う「法定耐用年数」は以下の意味を持つものです。
税法上、減価償却の基準として定められている資産別耐用年数。
精選版 日本国語大辞典「法定耐用年数」の解説
さらに「物理的耐用年数」とは以下の意味を持っているとします。
建物躯体や構成材が物理的あるいは化学的原因により劣化し、要求される 限界性能を下回る年数。
黒部市「計画保全(長寿命化)に対する考え方」
この辺りの文言を正しく理解するのはかなり難しいですよね。
国の定めた税法における専門用語なので、完全に理解するには難しい国税庁のテキストを読み込む必要があります。そのうえ税法をはじめとする法律の知識も必要となるでしょう。
言葉が持つ意味を深掘りしすぎると、本来の目的である業務用エアコンに関する解説から大きく外れていってしまいます。
なので専門家の方からすると「?」な文言の使い方かもしれませんがこの記事では上記の通りに文言を使用していきます。ご容赦ください。
業務用エアコンの寿命・物理的耐用年数
ここで皆さんが思い浮かべる「寿命」という文言は「実際に物が使えなくなるまでの期間」のことを指しているかと思います。
業務用エアコンの寿命は、おおよそ10~15年くらいです。メーカー各社が提示している目安の多くはこれより短い期間に定められています。
なんだか歯切れの悪い言葉になっていますよね…。
実はエアコンの寿命は設置環境や使用頻度により大きく左右されるものなのです。なのでハッキリ「エアコンの寿命は〇年です!」とは言えません。
しかし、だからといって「ケースバイケースなのでわかりません」となるとさまざまな部分で不都合が生じますよね。
新しくエアコンを購入する際に「何年くらい使用できるのか?」という目安がないと予算がなかなかたてられません。
気に入ったエアコンが10万円だったとしましょう。
そのエアコンが使用できる期間が3年であるとしたら多くの人は恐らく「3年しか使えないのに10万は…」と考えるのではないでしょうか。
しかしもし10年間は確実に使えるとしたら逆に「10年も使えるのに10万円は安い!」と考える方もでてきますよね。
このようにエアコン代金の10万円が高いと感じるか否かは使用できる期間に大きく左右されます。
なのでメーカーや販売店が「メンテナンスを行い、普通に使ったらこのくらいだよ」という数字を予測して提示しているのです。
予測で割り出した年数なので少しあやふやなのですね。
では物理的耐用年数はどのようになっているのでしょうか?
業務用エアコンのパーツ交換の目安は以下の通りです。
- フィルター
-
5年
- モーター
-
8年
- コンデンサ
-
10年
- リレー
-
10年
- 防振ゴム
-
10年
- 業務用エアコン本体
-
10〜15年
なおこの年数も適切にメンテナンスを行ったことを前提に算出されているものです。
メンテナンスを行わないと本体の耐用年数が5年ほどになってしまうケースもあります。
普段から定期的にお手入れを行うと安心ですね。
業務用エアコンの法定耐用年数
法的耐用年数についてもう少し深掘りしましょう。
法定耐用年数とは、減価償却する際に必要となる年数のことです。
減価償却とは「設備投資などの費用を一定期間に配分する会計処理のこと」を指します。
もっとかみ砕いていうと固定資産の購入費用を使用が可能とされている期間中に分割して費用計上することです。
設備や機械装置、器具や備品のなかで時間の経過とともに価値が減っていく資産が減価償却の対象となります。
この減価償却の対象となる資産が減価償却資産と呼ばれるのです。
業務用エアコンは税法において減価償却資産とされています。
ただし業務用エアコンの法定耐用年数は設置方法などで変動するためご注意ください。ポイントは建物の付属品として判断されるかどうかです。
建物の付属品とされると「建物附属設備」、されないと「器具・備品」になります。これらの判断の目安の一つがダクトの有無です。
実際の法定耐用年数は以下の通りとなっています。
種類 | 建物の付属品 | 法定耐用年数 |
---|---|---|
ダクト配管されたエアコン(出力22Kw超) | 建物附属設備 | 15年 |
出力が22Kw以下のダクト配管されたエアコン | 建物附属設備 | 13年 |
それ以外 | 器具・備品 | 6年 |
また法定耐用年数は物理的耐用年数と同じく、対象の資産の価値を維持するためのメンテナンスを行ったり、通常の作業条件下で使用されることを前提として決められています。
〇年以内なら修理がお得?年数別で買い替え時期の目安を紹介
業務用エアコンは高額なので、買い替えるにはかなり勇気がいりますよね。
なので多くの方が業務用エアコンが不調をきたした際には修理で対応しがちです。
しかし修理で済ませれば安くあがるとも限らないのはご存じですか?
業務用・家庭用問わず、エアコンは年ごとに飛躍的な進化を遂げています。
さまざまな機能がブラシュアップされており、その中で省エネ性も上がっています。なので現在のエアコンを使い続けるより新しいエアコンに買い替えたほうが電気代を安く抑えられる分お得になることもあるのです。
このようにランニングコストを考えたら買い替えたほうがお得であるケースは実は多く存在します。
他にも修理するタイミングよって修理をした直後にまた違う不調をきたしてしまう可能性もありますよね。こんなことが何回も続くと修理費がかさんでしまいます。
ここまでの通り業務用エアコンの修理はいろいろなことを考慮して行う必要があるのです。
では修理するか買い替えるか決めるのはどうすればいいのでしょうか?何か指標がないと決めづらいですよね。
この記事ではまずエアコンを導入してから何年が経つのかからそのジャッジを下すことをおすすめします
このセクションでは年ごとにおすすめの対処方法をまとめまてあります。
該当する年数の項目を読み、対処の参考にしてくださいね。
1年以内なら修理がおすすめ
導入からまだ1年も経っていない場合は修理をおすすめします。
理由は二つ。まず一つ目に買い替えるメリットがあまり無いからです。
いくら性能の進化が著しいエアコン業界でも3~6か月で性能を上げることはなかなかありません。
新しいエアコンに買い替えても既存のエアコンと性能に差が出ることはほとんどないでしょう。
二つ目は高確率で修理が無償で行えるからです。
大体のエアコンメーカーが保証期間を1年と定めています。
なので購入して1年以内である場合、保証期間内である可能性が高いです。
念のため保証書やメーカーの公式サイトなどを確認してみましょう。
保証期間内であれば保証を使用した修理が可能になります。自然故障であれば無償での修理になる場合も多いです。速やかにメーカーや販売店に問い合わせましょう。
7〜8年以内なら故障内容で判断
7-8年以内である場合は修理か買い替えかを慎重に検討することをおすすめします。
この位の時間が経っているとメーカーが予め定めている保証期間が終了している可能性が高いです。なのでこの期間にエアコンを修理するとなると高確率で保証が使えません。
保証期間外であっても修理を行うことにはほぼ問題はないでしょう。修理に要する部品の調達がまだ可能だからです。
しかしエアコンは修理する箇所によって要する費用が大きく増減します。
なのでエアコンの購入代金と修理費を比較することが必要が出てくるのです。
購入代金と修理費が拮抗するのであれば新品に買い替えることがおすすめです。
またこのような事態を防ぐためにメーカーや販売店が保証期間を延長するサービスを提供しています。
購入する際にこのサービスを受けておくのも手ですね。
有料のサービスにはなりますが、修理費と比べたら安価ですみますよ。
9年以上は部品の製造中止により修理費用が高くなることも
9年以上たっているエアコンは買い替えることをおすすめします。
購入から9年以上が経過しているエアコンは修理が難しくなることが多いです。
実はエアコンを修理するためには専用の部品が必要になります。
各メーカーがこの部品を製造または保有する期間は生産終了から9年間です。
なのでこの9年間より時間が経っている場合、エアコンの修理に使う部品がない場合が多くあります。
そもそも修理が行えないケースが出てくるのですね。
さらに9年以上も時がたっているのであれば既存の機種より最新機種のほうが性能が格段に良いです。
より空調効率が高まるだけでなく電気代も安くなります。
余裕があるのであれば思い切って買い替えてしまいましょう。
15年以上は買い替えの方がお得
15年より長く使用しているエアコンは買い替えたほうが断然お得です。
特に2000年より前に導入したエアコンは買い替えたほうがお得になります。
2000年以前のエアコンは省エネ性がかなり低く、電気代がとてもかかるのです。この時代の機種は最新機種と比較して、電気代が倍になることも少なくありません。なので最新のエアコンに買い替えることを強くおすすめします。
さらに2000年以前のエアコンは使用されている冷媒が古く、環境に優しくないのです。
そのため地球を守るという観点からこの古い冷媒を2020年までに全廃する動きがあります。
この動きから2000年以前のエアコンは修理がかなり困難になるといえるでしょう。冷媒をいったん抜いて入れ替えるだけでもかなり手間と費用がかかるのです。
なので「コストをかけたくない!」という方は迷わず買い替えましょう。
なおコタニエアコンでは、修理買い替え問わず、最適な施工を提案致します。お気軽にご連絡ください。
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故障内容によっても修理の方がお得なケースがある
業務用エアコンを修理するか買い替えるかの目安は年数だけではありません。
エアコンの故障した部位によっても修理か買い替えかを判断する必要もあります。
前のセクションでお伝えした通り、故障内容によっては買い替えた方がお得なケースがいくつもあるのです。
しかし中には修理のほうが安いケースももちろん存在します。
修理費のほうが安くなる故障部分は以下の通りです。
サーミスタ(温度検知センサー)各種
サーミスタとはエアコンの各部分に取り付けられている温度センサーのことです。温度センサーといっても広く知られている数字がデジタル表示されるものではありません。見た目には配線にしか見えないものになっています。
サーミスタは以下の場所に取り付けられています。
室温サーミスタは室内機に搭載されています。
室温を検知して温度調節するのがこのサーミスタです。
室温サーミスタの温度情報をもとにエアコンの制御システムが働きます。
配管サーミスタは室内機と室外機の両方に取りつけられているサーミスタです。
エアコンの冷媒が適温で運ばれているかを検知するセンサーです。
外気温サーミスタは室外機の吸込口に取りつけられているサーミスタです。
外気温を検知し、室温サーミスタと連携してガスの圧縮を行う部品のコンプレッサーの働きを制御する役割を担っています。
オーバーヒートサーミスタは室外機のコンプレッサーに取りつけられているサーミスタです。
コンプレッサーがオーバーヒートした際にこのオーバーヒートサーミスタが温度を感知してコンプレッサーを停止させます。
これらのサーミスタの交換費用はかかっても数万円程度で済みます。
部品も安く、作業内容も複雑でないのが安価の理由です。
基盤各種
エアコンに使用されている基盤には電源基板と制御基板があります。
電源基盤は室外機のファンやコンプレッサー、室内機のファンなどに、電力の供給をするものです。
制御基板は温度を感知し、コンプレッサーに指示をするような働きがあるものとなっています。
また、多くの基盤には薄い板にたくさんの小さな機械が取り付けられています。取り付けられている機械の中にはエアコンの稼働に欠かすことができないものも多く存在するのです。エアコンが動くのに大切な機械が壊れている、または故障しているとエアコンが停止してしまうこともあり得ます。こうなるとエアコンの基盤の修理や交換が必要となってくるのです。
さらに基板はリモコン用、制御用などいくつかの種類に分けることができます。
エアコンの基板を交換する手順には複雑な作業工程はなく、修理費はそこまで高額な費用とはなりません。
どの基板が故障しているかによって修理費の増減はありますが、目安としては1~5万円といったところでしょうか。
逆に買い替えの方がお得になる可能性が高い故障部分はどこでしょう?よく挙げられるのは以下の2か所です。
コンプレッサー
「コンプレッサー」とはエアコンの冷媒の温度をコントロールする部分です。「圧縮機」とも呼ばれています。エアコンの心臓部であり、最も重要な部分です。このコンプレッサーにより冷媒配管の中を通っている冷媒ガスをコントロールし冷暖房運転を行っています。なのでコンプレッサーが故障するとエアコンはまともに運転ができなくなるのです。
エアコンのコンプレッサーが故障した場合、室外機に異常のサインが出ます。代表的な例でいうと室外機からあまりに大きな音が出る、または室外機がかなり大きく振動するといった症状の多くはコンプレッサーの異常を知らせるサインであることが多いです。
このコンプレッサーの修理費はかなり高額になります。数十万円かかることも多いそうです。
冷媒ガスが漏れている
業務用に限らずエアコンの効きが悪いと感じる場合、原因の一つに冷媒が漏れている可能性があります。冷媒が漏れだすことでエアコンが室温をコントロールできなくなるのです。
冷媒が漏れていることを疑う場合は、耐圧試験を行います。冷媒の漏れだしている箇所を特定するためです。
設置状況によって多少の差はありますが、室内機・内外渡り配管・室外機と3ヵ所に分けて耐圧試験を行います。
耐圧試験を行い、冷媒の漏れだしている箇所を特定、確認したら修理開始です。漏れている箇所を溶接修理した後に新しい冷媒ガスをエアコンに入れていきます。
見ての通りこれらの一連の作業は非常に手間がかかります。修理費に換算すると何十万円もかかることが多いです。
業務用エアコン修理工事費用の相場
業務用エアコンの修理には一体どのくらいのお金がかかるのでしょうか?
業務用エアコンの修理にかかる金額のおおよそは以下の通りです。
業務用エアコンにおけるおおよその修理費用一覧
業務用エアコンにおけるおおよその修理費用を表にまとめました。
修理レベル | 修理内容 | 修理費用 |
---|---|---|
重修理 | コンプレッサー交換 熱交換器交換 ガス漏れ修理 | 10万円以上 |
中修理 | ファン・ファンモータ交換 基盤交換 リモコン不良 ドレン異常 | 10万円未満 |
軽修理 | 吹出しルーバー異常 温度センサー不良 | 5千円~2万円程度 |
上記表はあくまでも過去の実績の一部になりますので、参考のひとつとしてご確認ください。
なお詳細につきましては、お問い合わせにてお気軽にご連絡ください。
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なぜ「おおよそ」の値段なのか
なぜ上記の表で修理費用をおおよそで提示したのには理由があります。
修理費用をおおよそでお伝えした理由、それは「業務用エアコンの修理費用はケースによって大きく差が出るから」です。相場の目安が出しづらいのですね。
「でも他社のホームページには相場が出てるけど…」と思われた方も多くいらっしゃるでしょう。
しかしそれらの金額はあくまで修理費用の一例にすぎないのです。あくまで業者側が想定したシーンで発生する修理費用の見積もりなので、現地で状況を確認した後に出る正式な修理費用と大きく違くなることも十分にあり得ます。
また、業務用エアコンの修理には高度な知識や技術、さらには経験の多さも必要になってきます。どんなに提示されている修理費用が安くても適切な修理ができなければ元も子もないですよね。ましてや間違った修理を行えば故障部分が悪化したり、他の部分が故障したり、最悪の場合には事故が起こる可能性もあります。
「ホームページに記載されている修理費用が安いから」という理由だけで業者を選ぶのは大変危険です。修理を依頼する際には価格の他に実績や技術力を確認しておきましょう。そのうえで見積もりをお願いし、納得してから修理をお願いすると安心ですよ。
また見積もりは数社に依頼することをおすすめします。複数の業者から出た見積もり同士を比較することで修理費用が適正であるかどうかを判断することができます。
弊社では、無料見積もり依頼を承っています。お気軽にご連絡ください。
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業務用エアコンの買い替えに掛かる費用の相場
「修理が効かない!」「交換した方が安い!」という場合は必然的にエアコンを買い替えることになります。
しかし業務用エアコンを買い替えるにはだいたいどのくらいのお金を用意すればいいのでしょうか?
「何もわからないままお店に問い合わせるのは不安…」という方も多いでしょう。
このセクションではそんな方のために買い替えにかかる費用はどのくらいかを解説します。
ここでお伝えする買い替えの費用とは本体価格と設置費用の合計です。
エアコンの形状や馬力によって買い替えの費用は大きく異なってきます。
また室外機1台につき、つなぐ室内機が1台のみのシングルタイプなのか、室内機を2台以上つなぐマルチタイプなのかでも左右されるので事前に確認しておきましょう。
目安となる本体価格と設置のための金額は以下の通りです。
タイプ | ~2.5馬力 | 3馬力 | 4馬力 | 5馬力 | 6馬力 | 8馬力 | 10馬力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
天井カセット形 | 80,000円 | 100,000円 | 110,000円 | 115,000円 | 120,000円 | ||
天井吊形 | 70,000円 | 90,000円 | 105,000円 | 110,000円 | 120,000円 | 140,000円 | 160,000円 |
壁掛形 | 40,000円 | 60,000円 | 70,000円 | ||||
床置形 | 50,000円 | 70,000円 | 80,000円 | 90,000円 | 95,000円 | 125,000円 | 145,000円 |
タイプ | ~2.5馬力 | 3馬力 | 4馬力 | 5馬力 | 6馬力 | 8馬力 | 10馬力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
天井カセット形 | 125,000円 | 145,000円 | 155,000円 | 160,000円 | 195,000円 | 210,000円 | |
天井吊形 | 115,000円 | 135,000円 | 140,000円 | 150,000円 | 180,000円 | 200,000円 | |
壁掛形 | 85,000円 | 90,000円 | 100,000円 | 115,000円 | 130,000円 | ||
床置形 | 105,000円 | 115,000円 | 130,000円 | 160,000円 | 180,000円 |
上記表はあくまでも過去の実績の一部になりますので、参考のひとつとしてご確認ください。
なお詳細につきましては、お問い合わせにてお気軽にご連絡ください。
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【天井カセット形】最低でも30万円
天井カセット形は業務用エアコンの中でも、文字通り天井に本体を埋め込むタイプのエアコンを指します。
買い替えにはトータルで約30〜50万円が必要になることが多く、かかる費用の相場は業務用エアコンなかで最も高くなります。
設置費用はシングルタイプで8万円~18万円、マルチタイプ(室内機2台)では12~22万円のケースが多いです。
本体価格は約22万円ほどのことが多いですが、多機能であったりや性能の高さよってもっと高額になる場合があります。
【天井吊形】やや高額な20万円から
天井吊形は天井から吊るすタイプのエアコンを指します。よく天井カセット形と混同してしまう方がいますが、こちらは室内機が露出しているので違うタイプのエアコンです。天井カセット形に比べて天井裏のスペースが少なくても設置できるので重宝されています。
買い替え費用のトータルはやや高額な約20〜40万円です。
設置費用はシングルタイプで約7~17万、マルチタイプ(室内機2台)で約11~20万程度かかります。天井カセットエアコンに次いで高額です。
本体価格は約20万円程度でやはり少し高額な印象がありますね。
【壁掛形】最も安い!15万円程度
壁掛形は長細く壁に掛けるように設置するタイプのエアコンです。一番取り付けが簡単であり、家庭用のエアコンでもこの形状が多く導入されています。本体価格や設置費用も安価です。なのでここで挙げたエアコン機種の中で最も安く買い替えができます。
買い替え費用はトータルで約15〜30万円ほどですみます。やはり安価ですね。
設置費用はシングルタイプで約4~7万円、マルチタイプ(室内機2台)で約8万~13万です。
本体価格は幅広く約10~20万円ほどで用意できます。
【床置形】抑えめの金額15万円から
床置形エアコンは床に置くように設置する縦長なエアコンです。床置形の業務用エアコンは設置に大規模な工事が要りません。なので買い替え費用が抑えられる傾向にあります。
買い替え費用はトータルで約15〜35万円程度です。
設置費用はシングルタイプで約5~15万、マルチタイプ(室外機2台)で約10~18万ほどであり、やはりそこまで金額はかかりません。
本体価格もやや控えめの金額で、約15~18万であることが多いです。
エアコンの買い替え・交換はコタニエアコンにお任せください
今回は業務用エアコンの修理について解説しました。
本文でお伝えした通り業務用エアコンの修理は非常に高度な知識と技術を要します。安心して任せられる業者を選定することが重要です。
また、業務用エアコンを買い替える場合も取付工事の施工経験が豊富な業者に相談できると安心できますよね。
弊社は業務用エアコンのプロフェッショナルが在籍する業務用エアコン専門店です。
業務用エアコンのことでお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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