天井埋め込みエアコンとは本体や配管などを天井に埋め込んで設置するエアコンです。
天井埋め込みエアコンというと「業務用のエアコンである」と捉える方が多くいらっしゃいます。
天井埋め込みエアコンは主に企業のオフィスや商業施設などに使用されるため、そうイメージされるのも仕方ないかもしれません。
しかし実をいうと、天井埋め込みエアコンには一般家庭向けにつくられた機種も多く存在しています。
この家庭向け天井埋め込みエアコンはハウジングエアコンの1種として販売されているのです。
この記事を読むと天井埋め込みエアコンにおける一通りの知識が把握できるようになります。
- 天井埋め込みエアコンの仕組みや種類
- 天井埋め込みエアコンのメンテナンスや耐用年数
- 天井埋め込みエアコンにまつわるお金
- 天井埋め込みエアコンのメリット・デメリット
- おすすめの天井埋め込みエアコンの機種
天井埋め込みエアコンの導入を検討中の方、メンテナンスの方法を知りたい方、取付や交換を行いたい方はぜひ一読ください!
天井埋め込みエアコンとは
天井埋め込みエアコンとは室内機や配管を天井裏に埋め込んで施工するエアコンを指します。企業のオフィスや商業施設などに多く導入されていることから業務用のエアコンであるというイメージが強いですよね。
実際に「天井埋め込みエアコン」で検索すると業務用エアコンのページが多くヒットします。家庭用の天井埋め込みエアコンの情報も出てきますがごく少数です。
一方で少数ではあるものの、一般住宅でも設置できる天井埋め込みエアコンは確かに販売されており、機種のラインナップや機能も年々増加傾向にあります。
近年ではタワーマンションの標準設備にも採用されており、じわじわとその人気が高まりつつあるようです。
天井埋め込みエアコンの仕組み
天井埋め込みエアコンが一般的な外付けエアコンと違うのは本体が天井裏に埋め込まれている事です。天井裏のスペースに室内機の本体が設置されており、吹き出し口と吸い込み口が天井に露出しています。中には、全ての機器が天井裏に収まっているタイプも存在しますが、上記の露出している部分を化粧パネルで隠すタイプが主流です。
さらに一般的な壁掛けエアコンは吹き出し口が1つのみですが、天井埋め込みエアコンは吹き出し口が複数あるタイプが存在します。このあたりの説明は天井埋め込みエアコンの種類に関する話にも踏み込んでいくので事項で詳しくお伝えします。
天井埋め込みエアコンの種類
天井埋め込みエアコンには様々な種類が存在します。一番、種類の分け方が明朗で判りやすいのは吹き出し口の数と方向によって種類を分ける方法です。主に業務用の天井埋め込みエアコンでは以下の5タイプが多く流通しています。
- 4方向天井埋込カセット形
-
吹き出し口を4方向にもつ形状が正方形タイプで950mmが標準の大きさです。中にはメーカーにより700mm~760mmと小さめのコンパクトタイプも存在します。業務用エアコンの中で、最も多く採用されているのはこのタイプです。
- 2方向天井埋込カセット形
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吹き出し口を2方向にもつ形状が長方形のタイプです。シンプルなデザインであり、多くは照明のラインに平行して設置されます。
- 1方向天井埋込カセット形
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吹き出し口が1方向の長方形のタイプです。シンプルかつ小回りが利くデザインで下がり天井によく使用されます。
- 天井ビルトインカセット形
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室内機を天井裏に埋込み、本体から吹出し口を分散して設置できるタイプです。吹き出し口を限りなく好きな位置に設置できるのでインテリアにも合わせた最適な空調環境を実現できます。
- 天井埋込ダクト形
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室内機を天井内に埋込み、本体から吸い込み口や吹き出し口を分散して設置できるタイプです。豊富にあるオプションからインテリアや間取りに合わせて最適なものを選べます。
また、家庭用の天井埋め込みエアコンも構造や区分は業務用の天井埋め込みエアコンと同じようになっているようです。ただし業務用とは馬力が全く違います。
ちなみに家庭用の天井埋め込みエアコンはハウジングエアコンの1種とされます。呼び方もメーカーごとに異なりますが「天井埋め込みエアコン」で十分に業者やお店で伝わるのであまり気にする必要はないようです。
天井埋め込みエアコンのメリット
天井埋め込みエアコンにはメリットもあればデメリットもあります。
「おしゃれだから!」というだけで天井埋め込みエアコンを導入するとあとで後悔しかねません。
デメリットをよく確認したうえで天井埋め込みエアコンを導入するか否かを判断しましょう。
そうすれば天井埋め込みエアコンを導入するにしてもしないにしても後悔のない選択ができますよ。
まずは天井埋め込みエアコンのメリットを見ていきましょう!
非常におしゃれ!
天井埋め込みエアコンの大きなメリットといえば、何といっても見た目のおしゃれさです。室内機本体を天井に埋め込んで施工するため、壁掛けタイプのエアコンでどうしても生じる室内機のでっぱりがありません。そのため空調設備特有の圧迫感がないうえに、部屋を大きく見せる効果もあります。化粧パネルが露出する場合でも、部屋の雰囲気に合わせた化粧パネルをチョイスすることが可能です。各メーカーから木目調・カラフルな色・壁紙仕様となっているおしゃれな化粧パネルが販売されているのでそこから選ぶことができます。
また天井がフラットになることで背の高い家具を気兼ねなく壁際に配置することが可能です。通常の外付けエアコンだと難しいエアコン直下への家具配置もできます。エアコンを意識せず本棚やベッドを置けるので理想のお部屋に仕上げることが可能になるのです。
空調効率が非常に良い
天井埋め込みエアコンは壁掛けタイプのエアコンよりかなり空調効率がいいのです。
通常の壁掛けタイプのエアコンは1方向しか風を出すことができません。
10畳以上の広い部屋の場合、壁掛けタイプのエアコンでは部屋の奥まで冷暖房効果が得られないこともあったりします。エアコンから遠い場所や直下など、冷たい部分と暖かい部分にわかれて温度ムラが生じてしもうのですね。
それに対して天井埋め込みエアコンなら2方向以上に風を出すことができるため、間取りに合わせて部屋全体を冷暖しやすい設計が可能になります。特に縦長の空間を効率よく空調したいときには絶大な効果を発揮します。
室内全体にエアコンの風が行き渡りやすいので省エネ効果が得られる
一方、天井埋め込み型は比較的広めの部屋での使用に適しており、例としてリビングとダイニングや子供部屋などが縦長に配置された20畳程度の部屋の場合で考えてみましょう。これらの部屋は一つの大きな空間として使うこともありますよね。
このような場合、天井埋め込みエアコンは2つ以上の吹き出し口のあるものを選ぶと。室温にムラが生じることがありません。1台で左右から風を部屋に行き渡らせることができるためです。
また室内を一定の温度に保つことができるため、省エネ効果も期待できます。
さらに近年発売されている家庭用天井埋め込みエアコンは細かく空調を設定できる仕様へと変わりつつあります。メーカーにもよりますが、風向きを2方向または4方向に調整できたり、風量も変更できるのです。これらの機能を搭載した天井埋め込みエアコンでならお部屋で快適に過ごせるでしょう。
設置場所に悩まない
新たにエアコンを導入する場合「エアコンをどこに設置するか?」は非常に難しい問題です。従来の壁掛けタイプのエアコンは部屋の長手方向(部屋を上から見たときに辺が長い方向)に設置します。
しかし当然ながら壁にはドアや窓・棚などがあったりしますよね。またエアコンを設置する場所によってはダイニングのテーブルやソファに風が直撃してしまうなど、エアコンの取り付け位置を簡単に決めることはできません。部屋に効率よく風を行き渡らせることを考慮すると設置する場所は限られてしまいます。
その一方で、天井埋め込みエアコンは設置場所にほとんど悩まむことはありません。天井ならほぼ自由に配置することができます。どこにエアコンを取り付けるかという問題にぶつかりにくいのです。
さらに天井埋め込みエアコンは狭い部屋でもエアコンの設置場所を気にせず天井を有効活用して取り付けられます。
天井埋め込みエアコンのデメリット
以上のようにおしゃれで使い勝手の良い天井埋め込みエアコンですが、デメリットも少なからず存在します。どのようなものがあるのでしょうか。
導入がするのが大変!?
工事に技術を要する!
一般的な外付けエアコンでも取り付けの際には工事が必要です。
しかし外付けエアコンの設置工事と天井埋め込みエアコンを導入するための工事は必要とされる施工技術が全く違います。天井にエアコンを埋め込むためには壁にかなりんぼ強度とトラブルへの耐性をつけることが必要です。
特に一般住宅に天井埋め込みエアコンを後から導入する場合は天井を全て張り替える必要が出てくる可能性もあります。それに天井裏に天井埋め込みエアコンを導入するだけの余裕があるかどうかの確認も必要です。
そして実際に取り付けるには天井裏の限られたスペースの中で配管に勾配をつけ、しっかり接続するだけの施工技術も要します。
照明の配置が難しくなる可能性も
新築の場合は照明より先に天井埋め込みエアコンを設置するスペースを考慮して住宅を設計するので、このような問題はほぼおこりません。
しかしこれには天井埋め込みエアコンを採用する場合は照明とセットで設計していく必要があります。
住宅を設計する際は天井埋め込みエアコンを導入するか否かを早めに決定しましょう。導入が決定したら速やかにその旨を伝えるのも重要です。
リフォームを行い天井埋め込みエアコンを後から設置する場合は、照明の位置を変えなければならないケースが多いです。
一般的に照明は部屋の中央に位置します。なので天井埋め込みエアコンと照明が場所の取り合いになるというケースも存在するので注意が必要です。
中には天井埋め込みエアコンを部屋のが中央に設置するため照明を撤去した結果、部屋中に灯りが行きわたらなくなり、複数の照明を採用する家庭もあるのだとか…。
「照明を吊るせばいいのでは?」と思われる方もいるでしょう。しかしよく使われる吊りタイプの照明は天井埋め込みエアコンと相性がよくありません。エアコンの風の流れを邪魔してしまうからです。
なのでエアコンの配管とコンセントやケーブルなど天井裏の設計を細かく調整しながら照明を配置していくことになります。場合によっては「ここに灯りが欲しいのに!」という場所に照明を配置できないケースも起こってしまうのです。
とにかく天井埋め込みエアコンは配管などと照明に使われる器具の兼ね合いを慎重に検討したうえで設置する必要があります。
天井埋め込みエアコンを導入する際は専門家と十分に考え、かつ早めに決定を下しましょう。
機種の選定がしづらい!?
機種のバラエティがやや少なめ
天井埋め込みエアコンは外付けのエアコンよりも販売されている機種が少ない傾向にあります。
よく一般住宅で使用される壁掛けタイプのエアコンであれば機能や価格で悩んだ際に、複数のメーカー間で比較が可能です。
しかし天井埋め込みエアコンは壁掛けタイプのエアコンに比べて流通量がまだ少なく、選定できる機種が限られているのが現実です。なので沢山の機種から比較して選びたい方には物足りなく感じてしまうかもしれません。
また、エアコンの機能にこだわりたい人も天井埋め込みエアコンを選定する際に戸惑うかもしれません。壁掛けタイプのエアコンは毎年メーカーごとに機能がグレードアップしていきますよね。
一方の天井埋め込みエアコンは最新機能が搭載されてない傾向にあります。「最先端の機能が欲しいんだ!」という方には少し不向きかもしれません。
電気代がかさむかも!?
天井埋め込みエアコンに搭載されている機能は壁掛けタイプのエアコンより少々古いものが多いのは事実です。
なので省エネ効果が壁掛けタイプのエアコンと比べてやや低い傾向にあります。省エネ効果が低いと電気代が高くなりがちですよね。天井埋め込みエアコンは広い部屋に取り付けられることが多いので、「かなり電気代がかかるのでは…?」と不安になられる方もいるかもしれません。
しかし、メリットの項で触れたとおり天井埋め込みエアコンは空調効率がとても良いのでこのデメリットを補えるケースも多く存在します。中には電気代が去年と比べて3割減になったお宅も存在するのだそうです。
さらに、最近では天井埋め込みエアコンの機能も壁掛けタイプのエアコンに追いついてきています。お掃除機能の搭載や省エネ設計されている機種も販売されてきているので気になる方はエアコン専門店に相談してみるといいでしょう。
コストがかかる
天井埋め込みエアコンは一般的な外付けエアコンよりも本体価格が高く、設置費用もかかる傾向にあります。
天井埋め込みエアコンを導入するには最低でも15万円が必要になります。一般的な外付けエアコンは機種のグレードにもよりますが大体の本体価格が10万円程度。そして取り付け工事の費用は1~3万円ほどであることが多いです。本体価格と取り付け費用を合わせても15万円もかからないのですね。
もちろんかなり高機能で値が張る外付けタイプのエアコンも存在するので一概に「外付けタイプのエアコンの方がお得!」ということにはなりません。
しかし、天井埋め込みエアコンを導入するにはかなりの費用が必要になることはうかがえるかと思います。
さらに天井埋め込みエアコンはメンテナンスにもお金が結構かかります。
何故かというと天井埋め込みエアコンをメンテナンスできる業者がとても少ないからです。競合となる業者が少ないことや作業に手間と技術が必要になることからメンテナンス料金も高額になります。
相場でいうと外付けタイプのエアコンが1~1.5万円で済むのに対し、天井埋め込みエアコンはそこへさらに1~3万円ほど上乗せした価格になることが多いです。
お掃除をしよう!
メンテナンスにかなりお金がかかることはお伝えした通りです。なるべくこのメンテナンスを減らすには頻繁にフィルター清掃を行うことがおすすめです。天井埋め込みエアコンも壁掛けタイプのエアコンもフィルター清掃は同じように簡単に行えます。
掃除の前には必ず、プラグまたは専用ブレーカーを落とし、電源を切りましょう。電源が切れたことを確かめてから作業にかかってください。
化粧パネルを外すとフィルターが現れますのでこれを外していきましょう。天井埋め込み型エアコンのフィルターは、壁掛けタイプのエアコンと違って水平にセットされています。エアコンによって4方向から抜き取るものと2方向から外すものがあるので、事前に取扱い説明書で確認しておくと良いですよ。
外したフィルターの表面についているホコリを掃除機で吸引します。その後、中性洗剤をつけてブラシなどで汚れを洗い流しましょう。
きれいになったフィルターの水気を十分に切り、ドライヤーまたは天日で完全に乾燥させてから元通りに取りつけます。パネルの表面が汚れていればきれいに拭き取りましょう。
最近ではお掃除機能がついた天井埋め込みエアコンも多く販売されています。お掃除機能が搭載されている場合は設置してから数年間はメンテナンスが不要です。
また昨今では商品の種類も増えてきています。取扱い業者やメンテナンス業者も今後増えていく可能性も十分にあるので、いずれはこのデメリットが解消されるかもしれませんね。
天井埋め込みエアコンの買い替えのタイミングは?寿命・耐用年数について
耐用年数について
各メーカーが定めている天井埋め込みエアコンの耐用年数は13~15年といわれています。
一般的な壁掛けタイプのエアコンにおける耐用年数が9~10年であることを考えるとかなり長いですよね。
両者の耐用年数に差が生じるのは、天井埋め込みエアコンが建造物の一部とみなされることが要因の1つです。天井埋め込みエアコンは天井に配管工事を施すので建物区分となります。
なので壁掛けタイプのエアコンよりも、4~5年ほど法定耐用年数が長くなるのです。
買い替えのタイミング
フィルター清掃を行っても臭いが取れない場合は内部のカビなどが原因である可能性が高いです。クリーニングメンテナンスを行っても改善されない場合は買い替えを検討しましょう。
異音がする場合は、エアコンが故障している可能性があります。室内機からの異音はフィルターの目詰まりが原因のケースも存在しますが、フィルター清掃を行っても症状が止まない場合は内部の故障と考えましょう。すぐに使用を中止して、メーカーや専門業者に相談してください。
エアコンのスイッチを入れるてすぐにブレーカーが落ちる事象も買い替えのサインです。ブレーカーが落ちる原因のほとんどは「エアコンを作動させるための配線の劣化」もしくは「室外機のコンプレッサーの故障」にあります。また、室外機の基盤が経年劣化していることも考えられるでしょう。
これらの原因を自分で解決するのは難しいため、買い替えによって解決するほうがよいでしょう。
交換のメリット
天井埋め込みエアコンの交換は様々な恩恵をもたらします。
例えば省エネ性能をはじめとする各機能の性能は飛躍的にアップしています。上記の通り天井埋め込みエアコンの耐用年数は長く、13~15年です。その間にエアコンへ利便性を大きく上げる機能が加えられることも考えられます。
最近ではスマートフォンと連動し外部からエアコンを遠隔操作することも可能な機種まで出てきています。これから開発が進めばさらなる進化が望めそうです。お掃除機能の向上でメンテナンスや掃除がいらないフィルターが生まれるかもしれませんよ。
天井埋め込みエアコンの買い替え費用はいくらくらい?
先述した通り天井埋め込みエアコンは一般的な外付けタイプのエアコンより本体価格や取付費が高い傾向にあります。
理由は施工にもの凄く高い技術力を要するからです。天井埋め込みエアコンの買い替えにどのくらいの費用がかかるかは、一概にいくらとはいえません。エアコンを設置する部屋の広さや環境などに左右されるためです。
配管や電力工事、またリフォームし新たに取り付ける場合は天井に工事が必要になります。
一般的な外付けタイプのエアコンよりも工事費用がかさむ可能性が高いです。天井埋め込みエアコンの取付け工事に必要となる費用は目安として7万円~10万円ほどとされています。
また状況により以下の工事費用が加算される可能性もあるので注意しましょう。
- 配管延長
-
約2,500円〜(1mあたり)
- 既存壁掛けエアコン取り外し工事費
-
約7,000円〜
- 既存壁掛けエアコン処分費
-
約6,000円〜
また家庭用天井埋め込みエアコンは前面にはめる化粧パネルが別売りとなっていることが多いです。買い忘れや計算し忘れに気を付けてください。
一方で交換の場合は一部の機種を除いて既にある配管を再利用できます。なので費用を抑えることが可能です。
ただし、もともと使用していたエアコンとは違うメーカーの製品に交換する場合やサイズや配管の位置などが違う互換性のない製品に交換する場合には、追加工事をする必要が出てくる可能性があります。エアコンの専門業者に見積もりを依頼してみましょう。
天井埋め込みエアコンの買い替えにおすすめのメーカー
ダイキン(DAIKIN)
ダイキンといえば湿度調整機能「うるさら」が有名ですよね。
天井埋め込みエアコンでも業界唯一の換気しながら除加湿・冷暖ができるCRシリーズや5段階セレクトドライを搭載したCシリーズなどがおすすめです。
また、フィルター自動お掃除機能を搭載したフラットパネルも選択が可能。高い天井に取付けられている天井埋め込みエアコンにとって、とても便利な機能を備えてます。
ご覧の通りダイキンは細かいニーズに応えた多機能なモデルが特徴で、省エネ基準達成率も他のメーカーよりも高いです。
- CRシリーズ
-
191,400円〜
- Cシリーズ
-
152,900円〜
- FIVE STAR ZEAS
- ECO ZEAS(エコジアス)
- スゴ暖ZEAS
- machiマルチ
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パナソニック(Panasonic)
Panasonicは清潔さにこだわったモデルが特徴です。
10年もの間、交換が不要の除菌・脱臭フィルターや内部クリーン機能などが目玉になっています。普段のお手入れがしにくい天井埋め込みエアコンでも安心できる機能を搭載しているのです。
ラインナップも非常にシンプル!機種を選定する際のわかりやすさに定評があります。
- CSシリーズ
-
156,981円〜
- 高効率Gシリーズ
- 標準Hシリーズ
- 冷房専用Cシリーズ
- 寒冷地向けKシリーズ
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三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)
まずグッドデザイン賞を受賞した機能的かつオシャレな見た目が三菱電機のポイントです。
次にメンテナンスのしやすさを追求した「はずせるボディ」も魅力です。「はずせるボディ」を採用している機種は前面パネルの取外しが可能になっています。そのまま水による丸洗いも可能です。普段のお掃除の際にかなり便利な機能といえるでしょう。
さらにRX・GXシリーズには抗菌・脱臭効果がある「銀脱臭フィルター」を採用。6畳ほどの小さなお部屋にも対応した小能力タイプも販売されています。ラインナップが広く、さまざまな特徴を持った機種が揃ってるのが三菱電機の大きな特徴といえるでしょう。
- RXシリーズ
-
134,281円〜
- GXシリーズ
-
150,542円〜
- スリムZR
- スリムER
- ズバ暖スリム(寒冷地用)
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日立(HITACHI)
日立では全モデルに除菌・防カビ効果のあるチタン熱交換器を採用しています。
さらに1方向送風タイプのPシリーズは、除菌効果があるステンレスフィルターも採用。油分を含んだ汚れにも強くなっています。手間なく清潔さを保てる工夫がなされているのです。
また日立は見た目のおしゃれさにも力を入れています。化粧パネルのデザインは非常に洗練されており、お部屋にとても馴染みやすいです。
- Pシリーズ
-
137,350円〜
- システムフリーZ
- 省エネの達人プレミアム・省エネの達人
- 寒さ知らず(寒冷地向け)
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東芝(TOSHIBA)
東芝の特徴は何といってもコストパフォーマンスの高さです。 本体価格も電気代もとにかく安く、業務用エアコンを導入したい場合におすすめできるメーカーといえるでしょう。
特に本体価格は業務用エアコンを取り扱うメーカーの中でも指折りの安さを誇ります。
また配管や配線が同じ形状になっている機種が多く、東芝内の機種と買い替える場合は作業が簡単に済むのも魅力です。
- パワーエコ / miniシリーズ
- 暖太郎(寒冷地用)
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三菱重工(MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES)
三菱重工も他社の業務用エアコンと比較すると低価格で導入しやすいのが特徴です。
機械本体の価格はもちろん、使用するうえで発生する電気代もとても安くなっています。特に電気代については15年前の製品と比べて45%以上の省電力化に成功しているので、とても安く抑えられます。
お掃除機能などの充実で空調効率もよく、さらに付属品のエアフレックスの導入で使い心地もよくなります。
- Exceed Hyper
- Hyper Inverter
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天井埋め込みエアコンの取付手順
取り付けを行うにあたり、初めに事前調査を実施します。
まず天井埋め込みエアコンを取り付けるにあたり、取り付けたい場所の天井の状態や天井裏の状況を確認します。エアコンを取り付けるスペースがあるか、照明との兼ね合いは良いかかなどを調べていくのです。ここでの結果次第で天井の強度を確保するため下地補強の作業が追加されることもままあります。
また天井埋め込みエアコンの取り付けは、天井工事を伴う作業です。なので工事に手間がかかります。
新しいエアコンを取り付ける際は既存の室内機・室外機ともに新しいものへ交換するのが普通です。室内機のみを新しいものに切り替えるということはあまりありません。
新たに天井埋め込みエアコンを取り付ける工事はかなり大掛かりになるケースも多いです。一方、交換のための工事は大変そうなイメージを持つ人も多いのですが、意外と手間はなく簡単に交換することができます。既存の配管をそのまま使える工事であれば、あっという間という事も少なくないです。
特に元々のエアコンと同じメーカーの製品への交換であれば非常に互換性が高いので、工事の手間はほとんどかからないケースが多いです。台数・設置条件などにより異なりますが基本的に壁をはがすような工事が不要なので、工事日数が1日で完了することもあります。
天井埋め込み型エアコンの取り付け工事
工事前は必ず養生をしますエアコンの取り付け工事は、水やホコリ、クズ等が周りに飛び散るからです。また工具や部材等の落下等による、床の傷や凹みを防ぐ目的もあります。
ブレーカーを落とし、完全にエアコンの電源を落とします。冷媒管や配線を外す作業の後で、エアコンを取り外しにかかります。
このタイミングで開口部のサイズ調整を行い天井埋め込みエアコンがきちんと収まるよう細かい調整を行います。
その後、室内機本体を埋め込みます。冷媒配管とドレン配管にしっかり断熱材を巻きます
最後は、パネルを綺麗に拭き、試運転を行います。
パイプ内に残っている冷媒を室外機に戻すため「ポンプダウン(ガス回収)」を行います。その後、配管や配線を外します。
サイズに合うよう長さなどの調整もここで行います。再利用しない場合は、室外機に真空ポンプをつなぎ配管内の空気を抜いて真空状態にします。
エアコンの試運転を行い、異常がなければ完成です。天井埋め込みエアコンの取り付け作業は早ければ、1機につき約1時間半ほどで取り付けが完了します。
まとめ
今回は一般住宅ではあまり使われるケースがない、天井埋め込みエアコンについて解説しました。
コタニエアコンでは、天井埋め込みエアコンの取り付け・交換・メンテナンスも多く行なっております。
施工前の徹底した調査を行うことはもちろん、高度な空調知識や技術と経験から最適な機種をご提案いたします。
高品質な工事をお約束いたしますので、安心して弊社へエアコン工事をご依頼下さい。
またご依頼にかかわらず、ご相談等も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
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